旧ハンター邸を調べて~色々な繋がり。

親子で「神戸市立王子動物公園」に行ってきました。

 

こちらの動物園の中には、動物エリアはもちろん、遊園地と動物園資料館、旧ハンター邸という物があります。

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楽しく回ってきたのですが、気になったのが旧ハンター邸です。


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こちらの旧ハンター邸で、2020年に亡くなられた俳優の三浦春馬の最後の映画『天外者』(てんがらもん)の撮影に使用されたそうです。


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そもそもハンターって異人さんは知らなかったので調べてみたら、以外なことが分かりましたので、ご紹介いたします。

 

エドワード・ハズレット・ハンター - Wikipedia

下記、Wikipediaを参照いたします。


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この旧ハンター邸に住んでいた主は、イギリス人実業家で、エドワード・ハズレッド・ハンターという人物です。


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西南戦争に西郷軍の軍需物質を取り扱ったそうです。

要するに、武器商人ということではないでしょうか。

そして、日本人の平野愛子という大阪川口居留地の近くに住む薬種問屋・平野常助の娘さんと結婚されました。

 

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また、下記にもありますように、息子のハンス・ハンターは、改名をしています。元は母親の姓である『平野』を名乗っていました。

ですが、河内の与力である『範多』という係累の途絶えた姓を継承(?)した。

 

係累が途絶える、とは


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つまり、『跡継ぎ』がいない、ということです。

外国人なのに、日本人になりすました戸籍を乗っ取った背乗りをしたということです。

範多龍太郎 - Wikipedia

 

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それから、大阪の安治川で息子の『平野龍太郎(リチャード・ハンター)』(のちに、範多竜太郎と改名)名義で、大阪鉄工所(のちの日立造船)を創設しました。


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また、上記にあるように、

『大阪鉄工所は、国産第1号のトロール船を明治41年(1908年)に完成させ、後に日本の大半のトロール船を製造するまでになる。このトロール漁法の実用化のために、長崎五島列島沖で奮闘したのが、グラバーの息子・倉場富三郎である。』

とあります。

 

ここで、ハンター家とグラバー家が繋がります。

rapt理論から引用しますが、このグラバー家はフリーメイソンという噂がある、ということです

RAPT | 悪魔のバフォメットと長崎の平和祈念像とアメリカ初代大統領のジョージ・ワシントン像とが同じポーズをしている理由。

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また、この息子のハンス・ハンター(範多龍太郎)は、『東京アングリング・エンド・カンツリー倶楽部』なるものを大正末から昭和初期に設立しました。

これは、在日外交官や日本の上流階級の紳士的な社交の場としたそうです。

 

参照ハンター氏の輪郭

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ただ、『同じ英国出身のフレデリック・リンガー家の所有になっていた。大島氏の仲介で譲り受けることができた』とありますので、ここでグラバーとハンターの繋がりはないものと思います。

 

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ここで気になるのが、

『会長は時の加藤高明首相、副会長には三菱財閥の岩崎小弥太男爵』とあります。

 

また、rapt理論から引用しますが、グラバー三菱財閥、岩崎(三菱財閥) 、そこに、ハンターも繋がりますね。

下記参照⇩

RAPT | 坂本龍馬を暗殺した犯人は「三菱」関係者である可能性大。f:id:tym01234:20220310101322j:image

 

また、

『在日外交官や日本の上流階級の紳士的な社交の場として、秩父宮東久邇宮朝香宮を賛助会員とした。』

ともありますので、

これは天皇ロスチャイルドの繋がりを示しているのでは、と思います。

 

そして、『戦争がはじまるまでこの社交場は続いた』そうです。

 

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それから、エドワード・ハズレッド・ハンターの息子、リチャード・ハンター(範多竜太郎)は、鯛生金山を取得しました。

 

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また、こちらの鯛生金山では、鉱毒被害もあったようです。


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下記にもありますように、エドワード・ハズレッドハンターが鯛生金山を取得してから、金の産出量が増えて、東洋一となったようです。

産出量が増えたから鉱毒も広まった可能性もあります。


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下記にもありますように、賠償金も支払っていますが、「生涯異議を申し立てないこと」などとして、一時金などを支払って収め、売却もしたようです。


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大正時代の当時のお金の価値は 1円 4000円ほどです。

 一時金は 3000円×4000=12,000,000円 ほど。

 

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それを漁業権利用者、飲料水利用者集落にということですので、これは、お金渡すから一切文句を言うな、ということでは?と。

それこそ、皇族当時の首相三菱財閥などとも親しい間柄だったからこそ、表沙汰にならなかったのではないのではないかとも考えられます。

 

また、日本の近代化に長年尽くした功績として、『勲五等双光旭日章』を贈られています。


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このように、国の重要人物とも関わりがあるからこそ、繁栄していったのだと思います。

 

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